9cmの大きさのミニ鯛焼きが焼ける直火専用のたい焼き器です。鋳鉄製なのでとても重く、手入れも必要ですが、皮はパリッと中はふっくらで美味しい鯛焼きが焼けます。
タミさんのたい焼き器
初めてAmazonで鋳鉄製の調理器具を買ったのがこの商品でした。当時はパンケーキなどの手作りお菓子にハマっていたのもあり、鯛焼きが自宅で作りたくて買ったのを覚えています。
どうしてこの商品なのか?というと、まず「鋳鉄」であることと「直火対応」であることが選んだ決め手でした。さらに小さめのたい焼きが焼けるので、一度にたくさん食べられない人にも優しいと思ったのです。
焼きかたはお店と同じ
鯛焼きの生地とあんこを用意したら、あとはお店と同じようにたい焼器を予熱しておき、油をしいて焼いていきます。
油を塗る専用の道具がなくても、キッチンペーパーなどに油を染み込ませて、菜箸でちょんちょん塗っていけば十分でした。
生地を流し入れあんこをのせて、さらに生地を上からかけたら挟んでしばらく焼き、裏返して両面パリッと焼いたら完成です。
焼きたてはやっぱり熱々でパリッとした皮でとても香ばしく美味しいですよ。
鋳鉄製で焼きムラは少ない
鋳鉄製なので、一旦予熱して温まると熱を保持してくれますから、一番最初の1回目は試し焼で生地だけ使い捨ててしまう方がいいです。
たい焼器の大きさに対して、焼ける鯛焼きが小さめなので生地を流し入れても熱がすぐに冷めてしまうこともなく、均一に焼けてパリッとした生地がとても美味しいです。
焼き付くことなく焼ければ、途中で広げてみて焼き加減の確認も可能ですから、好みの焼き加減で取り出し食べられます。
食べきりサイズの長さ9cm
お店で売っている鯛焼きは、ちょっと大きすぎるという人もいるようで、たまに食べきれない人がいたり、小さな子供もやっぱり量が多すぎてしまう場合があるようです。
そんな時、9cmのミニたい焼きは食べきりサイズでちょうど良いようで、二つ三つ、もっと食べたければ四つ五つと、自分の食べたいだけ食べられて調節ができます。
調節といえば、中のあんこの量の調節がちょっと難しいです。みっしりあんこの詰まった鯛焼きを作ろうとすると、どうしても挟んだ時にはみ出てきてしまうので、あんこやカスタードクリームなどは少なめの方がいいと思います。
鉄器特有の手入れが必要
鉄製のフライパンや鋳鉄の調理器具は、当然ですが鉄ですからすぐに錆びがでます。
洗う時にはしっかりと残った汚れを取り、熱して水分を飛ばしよく乾かす必要があり、この辺は手間がかかります。
鋳鉄の調理器具には一般的に言われている手入れ方法と、製造メーカーの推奨する手入れ方法と、あまり知られていない手入れ方法とかあり、どれがいいのか迷うこともありますが、基本的には……
お湯とたわしで洗い、熱して水分をとり、軽く油を塗っておく
これでいいです。
私は凝り性なので、あまり知られていない方法をやっていましたが、とても面倒なので、ここでは紹介は控えます。
終わりに
やっぱり鉄製品は、フッ素樹脂加工などのフライパンとは違い、特有の手入れが必要なので、人によっては面倒で嫌と思う人もいるでしょうし、むしろその面倒を見るのが楽しいという人もいると思います。
一手間二手間と手間をかけてやることを楽しめる人や、苦にならない人向けの商品と感じていまが、料理好きで「いやいや、美味しい物を食べるためには多少の苦労は必要だよ!」なんて考える人は一度試してみてほしい商品です。